2019/4 より、「ラジエーションハウス ~放射線科の診断レポート~」というドラマが始まりました。
おのや は結構な医療ドラマ好きでして、ちょっと楽しみにしていました!

第一話をみて思うことがありましたので、色々と考えてみたいと思います。
番組の感想というよりは、おのや がドラマの内容から感じた事をまとめたものです。ご了承ください。
*ネタばれが含まれる場合がございますので、まだ見ていない方はここで止めていただいたほうがいいかもです。
それでは、行ってみましょう。
こんな あらすじ です
「ラジエーションハウス ~放射線科の診断レポート~」は グランドジャンプで連載中の漫画が原作です。
*すいません、原作は読んだことがありません…

ざっというと、すごくスキルの高い内気な天才放射線技師が、放射線科医 のヒロインとの子供のころの約束を守るためにやってきてドラマが始まります。
ドラマ内の人間関係は以下をご参考ください。

主人公 五十嵐 唯織が望んでいること
子供のころの約束
お話の冒頭で、小さなころヒロイン甘粕 杏(本田 翼)と五十嵐 唯織(窪田 正孝)が、約束をします。 甘粕 杏は父親の跡を継いで医者になる夢
「唯織は世界一のカメラマンになって私を助けてね」
*カメラマン = 放射線技師
ここが全ての始まりになるのですが、小さな時の約束をここまでひたむきに守れるのは素敵な事だと思います。
残念ながら おのや が小さな時から覚えている約束はほぼありません。ほとんどの人が小さなころの事を正確に覚えている事は稀な事だと思います。
そして、「世界一のカメラマン」になるまで 「22年と128日」の時間をかけました。
約束を守るためにやってきた事
「22年と128日」でやってきた事
甘粕 杏との約束を守るため、放射線技師となること志しますが、放射線技師資格だけでなく、なんと「放射線医師資格」まで取得してしまいます。
海外留学まで経験し、その道の権威に「素晴らしい」と言わしめたにも関わらず、日本に戻って放射線技師になると。
甘粕 杏との約束は、唯織 にとっては最も大切なもので人生をとしても叶えたい事だったのかもしれません。
五十嵐 唯織 が実在したら…
ここからはちょっと おのや が思った事を書いていきます。
希望を叶えていく事
通常は医師免許まで取得したら、そのまま医師になったほうがいいと思うのが普通かと思います。
当然、医師のほうがやれる事も多いし、給料も… と思うほうが大多数派です。
ですが、 唯織 にとってはそれは通過点でしかなく、あくまで 杏 の為に「世界一の放射線技師」になることが希望です。
でも、なかなか自分の希望を持ち続け、そして実現していく事は難しい事です。
おのや も希望してエンジニアになりたかったのですが、当時は折衝分野での業務や営業職を強く要望されました。
唯織 も時折そんな状況にもなるのかなと予感してしまう事もありますが、そこはそうなってほしくないと思うし、希望が達成できる世の中であってほしいと思います。
能力が高すぎるリスク
また、実生活の中ではどうしても、能力が高すぎる事に対してのリスクも多いと思っています。
「医師よりも、優秀な技師」
という立場は、往々にして問題になる場合があります。時代によって変わってはいますが、どうしても日本社会は縦割組織になりがちなので、正しい事よりも上の判断が重視される傾向はあると思います。
日頃の生活の中では、 「 やりすぎれば出しゃばり」だとレッテルを張られたりしますし、「能力が高ければ、管理する方へ」といったケースもあるかと思います。
本人がどう思うかで人それぞれですが、できれば自分が本当の意味でやり遂げたいと思う事ができれば…、と思います。
ドラマでも描かれるようですが、唯織 と周りの摩擦も大きなテーマとなっているかなと思っています。
真正面から現状にぶつかっていく事の大変さもありますが、ちょっと希望が持てる流れでドラマは進んでもらえるといいかなと思います。
「違い」=「生きづらい」なのかも

おのや は過去に東京で仕事をしていたことがあります。
元々は全然違う仕事をしていましたが、希望してエンジニアに転身しました。
ですが最初は「やれるわけがない」からとの理由でなかなか仕事をさせてもらえませんでした。完全に「できない子」ですね。
その為、一度東京で経験を積み地元に戻りました。
(多少はスキルも上げることができました)
地元に帰って働き始めた時、慣習や知識など周りの方と凄い距離を感じました。また、各自で おのや に求める事も違います。それぞれの思惑も多かったので、ドラマを見て何となくそのころを思い出してしまいました。
でも、ドラマは素敵なお話になっていると思うので、今後も注目していきたいと思っています。
以上、おのや でした。
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